マウスウォッシュは”口臭予防”しかできないってホント?意外と知らないマウスウォッシュの本当の効果
マウスウォッシュを使い続ければ口臭が消えると思っていませんか?
口臭対策として真っ先に思い浮かぶ方も多いであろうマウスウォッシュ
歯磨きにプラスして、口臭対策として取り入れている方も多いのではないでしょうか?
マウスウォッシュにはどのような効果があり、目的である口臭を無くすことにどの程度効果があるのか、はっきりと自信をもって答えられますか?
結論から言ってマウスウォッシュには口臭を予防する効果はあっても、口臭を除去する効果はありません。
マウスウォッシュを買ってみたけどあまり効果を感じない、
すぐに口臭が気になってくる、という方は商品の選び方を間違えているかもしれません。
このページではマウスウォッシュの人気の理由や本当の効果を調査しました。
自分にあう商品選びの参考にしていただければ嬉しいです。
なぜマウスウォッシュが人気なのでしょうか
現在、ドラックストアやネット通販などにも数多くあるマウスウォッシュ商品
その人気の理由は、取り入れやすい手軽なケア方法とイメージではないでしょうか。
毎日の歯磨きにプラスするだけでケアできるマウスウォッシュの手軽さはメリットです。
歯磨きで取れる口内の汚れは大体2〜3割程と言われています。
そこでマウスウォッシュを追加すればさらに口内の汚れを落とせるという広告をよく見かけます。
ここでもうひとつの「イメージ」が良いように利用されていると感じます。
「汚れがごっそり取れる!」など、イメージ先行の商品が多数
お口に数秒含んで吐き出すと、口内の汚れが固まって出てきて汚れが目に見えるという商品が多く販売されています。
このうがいをして出てくる「塊」は本当に汚れなんでしょうか?
汚れ見える系マウスウォッシュには、唾液の中のタンパク質と結合して化学変化を起こし塊を作る成分が配合されています。
単に口のなかで化学変化しているだけなので、唾液が出続ける限り何度うがいをしても汚れとされる「塊」は出てくるでしょう。
変化が目に見えると効果があるように実感しやすく楽しいですが、それは本当に口臭や口内の健康に意味があるのかは疑問が残ります。
お使いのマウスウォッシュのここに注目
マウスウォッシュにはエタノールなどのアルコール類が配合されていることが多いです。
アルコール配合の商品はスッキリ感が増して使用感が良くなります。
逆にマウスウォッシュは刺激感があり苦手という方もいらっしゃると思いますが、それもアルコール類が原因のことが多いでしょう。
アルコールは揮発性が高く、使用しすぎてしまうと口内の健康に必要な常在菌まで流してしまったり、唾液の減少の原因になってしまいます。
唾液が減ると、口内の自浄作用が弱まり、口臭や虫歯、歯周病といった症状を招くこともあります。
お使いのマウスウォッシュの成分にエタノールなどが入ってないか、入っていたら使用方法は守って使えているか確認しましょう。
マウスウォッシュには薬用、医薬部外品の商品もありそのような商品は効果効能がパッケージに標榜できます。
よく見かけるネット通販の医薬部外品マウスウォッシュでは、
- 口臭の予防
- 歯周病の予防
- ブラッシングによるホワイトニング効果
などを記載していることが多いです。
いまマウスウォッシュをお使いの方は、手持ちの商品のパッケージにどのような効果効能が書いてあるのか今一度ご確認いただければと思います。
口臭に関して言えば、マウスウォッシュでは「口臭の予防」を謳うものはあっても「口臭の除去」を標榜することはできないのです。
“口臭予防”と”口臭除去”は違います
口臭の予防は、そのまま口臭を予防することです。
口臭の除去とは、いまある口臭を取り去ること。
マウスウォッシュにはマウスウォッシュの使うべきタイミングがあると考えられます。
具体的には夜に歯磨きして最後にマウスウォッシュで翌朝の口臭を予防する、
などの使い方です。
使いすぎないように気を付け、口内のサッパリ感を得たいときや、
あくまでも口臭の発生を予防する目的で使うのがマウスウォッシュです。
口臭除去に特化した口臭対策商品を選びました
マウスウォッシュでは口臭の予防しかできないことはわかりましたが、
いまある口臭をどうにかしたいと思ったときには、どのような商品がいいのでしょうか。
答えは「口臭の除去」を効果効能で標榜している商品を選ぶことです。
アルコール類を使用していないのでドライマウスになる心配がなく、
増えすぎた口内の細菌を殺菌する力もある商品で、
いまある口臭を除去できる商品を数ある口臭対策商品のなかから探して評価を行いました。
成分はもちろん、口臭を取るという目的や、使用感の違い、使いやすさなどを含めて、
順位を付けていますので、ぜひぜひ参考にしていたただけると嬉しいです。